はきものの違い ツイート

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だいぶ昔の話だが、あるクルマ雑誌で、はきものの違い による反応速度の違い、というテストをやったことがある。 雑誌の、それもトンデモ雑誌のテストなので、いかにも正 確さには欠けるが、それでも、はきものの違いによって有 意な差が出た。細かい数字は、なにしろ5年以上前の話な ので覚えてないし、その雑誌自体すでに手元にないが、 一番優秀だったのが、当然だが、ドライビングシューズ。 次点は運動靴だが、ドライビングシューズとの間には有意 といえるほどの数字の差はなかった。実験のやり方によっ ては優劣が逆転する可能性もある。

そこから比較して、ヒールと、スリッパ(サンダル)は、 酒気帯び運転並の反応速度の遅れがあった。
バカな雑誌だからスキー靴なんてのでも実験していたが、 これはペダルを踏み外しかねないから、まあ泥酔に限りな く近い状態と言えるだろう。スキー靴で運転する人がいる とは思えないが、登山靴くらいだったらやりかねない。
飲酒運転の危険性は反応速度だけでは語れないが、サンダ ルで運転するということは、危険性の面では酒飲んで運転 するのと、大差はないだろう。


酒のんで運転する人は、ひところと比べればだいぶ減った。 その危険性も認知されているし、飲酒運転だけは絶対やら ない、という人も多い。が、そういう「自称」安全運転派 の人が、平気で酒気帯び運転並の危険行為に及ぶわけだ。

なかにはクルマが汚れないように、と、車内でわざわざス リッパにはきかえる人さえいる。高速道路のサービスエリ アで、世間ではプロと思われているトラックドライバーの 足元を注視してみれば、サンダルばきであることの「方が 多い」わけだ。
要するにトラッカーの運転スキルなんて、その程度なんだ。


運転するにあたっては、ドライビングポジションやウェア リングとともに、フットウェアの選択は吟味されるべきだ。 僕はクルマで通勤していた時、革靴では絶対運転しなかっ たし、必ずドライビングシューズにはきかえていた。今も 日常生活はローヒールで送っているが、これで運転したこ とは1度もない。
たとえ5分であろうとも、運転するのであれば最低運動靴 を用意すべきである。運転とは人の命を預かる行為である。 靴をはきかえる位なんでもないはずだ。
そして、もし何百キロも運転することがたびたびあるので あれば、運動靴よりずっと運転が楽である。ドライビング シューズの1足くらい買っても、惜しくはないだろう。車 は何百万もするが、靴は1万円だ。たった1回、バンパー をこつんこせずに済んだとしたら、それで十分もとがとれ る金額である。


ちなみに、ヒールやスリッパでの運転は、大半の都道府県 で条例で禁止されている筈だ。


(本文とは全然関係ないが、携帯電話使用中の反応速度の 遅れは、酒気帯びとは比較にならない位遅く、泥酔状態に 限りなく近いという実験結果があった。
僕はこの記事をY!のニュースで見て以来、運転中ハンズ フリーでの通話もしていない)
(2005.12.11)

(2015.5.9 18:43)(by script)

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最終更新日:(2015.5.9 18:52)(by script)
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